imato|奈良で編集・ヨガ・生活を通じて無為自然を探究する

2023/01/05 21:43


編集を担当させてもらいましたミラツク発行の『反集中 ANTI-FOCUS』が12月24日、英治出版を通じて発売されました。512ページの大ボリューム今回も立ちます! 掲載されている22人のインタビューはどれも学びの深い内容なのですが、その中でも僕は滋賀県立大学地域共生センター講師・上田洋平さんのお話に特に胸を打たれました。



・どこに生まれるかよりも、「どういう認識を受け継いだのか」によって、その地域に根ざした人になっていく
・人間にとって田んぼである場所が、魚にとってはゆりかご、子どもらにとっては遊び場というふうにそれぞれの「環世界」であるというような、自然との重層的で豊かな関わりの記憶を今聞いておかないと、もう取り戻せない段階に来ている
・自分のものではない画一化された認識に合わせることが、すなわち自分と世界の関わりの喪失でもあったのだなと思いました
特設サイトやAmazon・楽天で買えるほか、丸善やジュンク堂など全国の書店でも販売されていますので、見かけたらぜひお手に取ってみてください! https://miratuku-journal.org/antifocus

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-CREDIT-
発行人 西村勇哉
発行 NPO法人ミラツク
発売 英治出版株式会社
執筆・編集(記事) 杉本恭子・増村江利子
編集(書籍) 赤司研介
編集協力 高野達成・上村悠也・桑江リリー(英治出版) 
分析協力 石橋智晴・宇野茉莉花・片野絢子・北嶋友香・古立守・髙本茉弥・竹腰麻由・浜田真弓(ミラツク)
販売協力 田中三枝(英治出版)
装丁・組版 中家寿之
校正 株式会社ヴェリタ
表紙写真 大杉隼平
印刷・製本 中央精版印刷株式会社
-目次-
問う行為そのものを肯定し、問いを味わって楽しむ方法を伝えたい。|京都大学総合博物館准教授 塩瀬隆之さん
ふたつの世界の合間にあるグレーゾーンに立ち続ける勇気をもとう。|INNO LAB INTERNATIONAL 共同代表 井上有紀さん
人間は“生きもの”だということを忘れないようにしたほうがいい。|東京都市大学都市生活学部准教授/三田の家LLP代表 坂倉杏介さん
なぜ、ひとつの地球に生きる仲間だという感覚を持てないんだろう?|東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/ワークショップ企画プロデューサー 中野民夫さん
近代社会がつくってきた構造は誰のためのものだったのか、問う時代が来ている。|株式会社SPACE創業者/代表取締役/CEO(最高情熱責任者) 福本理恵さん
沖縄には、世界を平和・調和に導く役割がある。|株式会社レキサス代表取締役/株式会社うむさんラボ代表取締役 比屋根隆さん
複雑な課題を表現してみると、解への道筋が必ず見えてくる。|NPO法人ISSUE+DESIGN代表理事 筧裕介さん
組織が求めるゲームのためではなく、「自分は何者なのか」を感じて仕事をしてほしい。|エール株式会社取締役 篠田真貴子さん
今ここにあるものに耳を傾けて、この世界に対する解像度を高めることが「未来を考える」ことに近い。|株式会社貞雄代表/暮らし研究家 土谷貞雄さん
経済・文化・社会。人を幸せにする3つの資本を再生産する会社という“作品”をプロデュースする。|フロネシス・パートナーズ株式会社代表取締役 白石智哉 さん
基礎科学によるイノベーションこそが、テクノロジーの限界を超える力になる。|株式会社ALE代表取締役/CEO 岡島礼奈さん
個人の想像力の拡大が時代を切り拓いていく|株式会社N-ARK代表取締役 田崎佑樹さん
新たなフロンティアに挑むとき、人類は常に同じプロセスを繰り返している。|一般社団法人SPACETIDE代表理事 石田真康さん
多様な「接面」をもつことがアイデンティティを強くする。|Foebes JAPAN WEB編集長 谷本有香さん
もう一度、自然や死に向き合えたら人間にどんな可能性があるだろう?|屋久島尾之間診療所院長/東京女子医科大学客員教授 杉下智彦さん
人間という動物“Human Animal”が地球で果たすべき役割とは?|エコロジカルアーティスト / GIVE SPACE提唱者 井口奈保さん
“現場”の情報が多いオフィスほどよい仕事ができる|京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン・建築学系教授 仲隆介さん
「私の能力は私のもの」という考えに基づく教育は社会の分断を広げていく|立命館大学教職研究科教授 荒木寿友さん
社会システムの構築はゴールではない。生活者にどのように恩恵があるかを問い続ける|ロスキレ大学准教授/北欧研究所代表 安岡美佳さん
過去を育てることから未来をつくる。コモンズとしての地域の記憶を回復する「ふるさと絵屏風」の話|滋賀県立大学地域共生センター講師 上田洋平さん
人類学を“使う”ことによって人類の知恵と技術が明らかになっていく。|南山大学人文学部人類文化学科教授 後藤明さん
システムデザインは人類が人類として進化していくために必要なアプローチだと信じている。|慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 白坂成功さん