2024/07/23 20:31
うまくいったこともうまくいかなかったこともありましたが、ホスト役を引き受けてくださった宇陀の北森夫妻、上北山の久米さん・小谷さん、下北山の小野夫妻をはじめ、関係者の方々に協力いただきながら、今後につながる知見や経験を積み上げることができました。サイト内では、各地域で実施したプログラムのレポートも読めるようになっています。ご興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
ご参加いたただいたご家族の皆様、その他事業にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
主催:奈良県奥大和地域活力推進課
企画・編集・ライター:赤司研介(imato)
編集アシスタント・ライター:大窪宏美(equbo*)
写真撮影:都甲ユウタ(下北山)、赤司研介(上北山)、大窪宏美(宇陀)
アートディレクター:栗原良輔(okurudesign)
デザイナー・イラストレーター:波多野美希(okurudesign)
コーダー:桐村学
現地ホスト:久米恭子・小谷雅美(mossumo)、小野正晴・晴美(オノ暮らし)、北森克弥・由季
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<事業概要>
「暮らす奥大和」は、奈良県の南部東部地域を指す「奥大和」での自然豊かな暮らしを体験し、移住について真剣に考えることができる最大4泊5日のローカルステイ・プログラムです。
プログラム参加者は、奥大和在住のメンター・ホストメンバーとのオンライン面談を経たのち、現地でのローカルステイへ参加。土地への深い愛情を持つホストメンバーに連れられ、奥大和での暮らしを見て、知って、触って、嗅いで、聞いて、食べて、味わって、住民の方々とのコミュニケーションも図りながら、風土や歴史、その他さまざまな地域に息づく文脈を五感で感じる数日を過ごします。
「どんな家があるのか?」「どんな人が住んでいるのか?」「仕事はあるのか?」「どんな教育が受けられるのか?」「子どもは何人くらいいるのか?」「買い物は?」「病院は?」などいざ暮らすとなったら気になる疑問、または支援制度といった情報を、ホストメンバーやメンター、県や村の担当者から直接得ることができます。
知らない土地に住むということ。知らない人が地域に住むということ。
移住にまつわる不安は、住む側にも、受け入れる側にも、どちらにも存在します。当事業は、参加者に地域の魅力を体験してもらうことはもちろん、参加者の「知らない」から生まれる不安というハードルをひとつずつ外していき、事前に知っておいてほしいこと、大事にしてほしいことなども共有することで、住む側も受け入れる側もお互いにうれしい「幸せな移住」のご縁を育むプロジェクトです。